FAVORIT アイスティー
四国関西地区直撃の台風21号および、北海道大地震の被害に遭われ、被災されている多くの皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
昨夜、何を思ったのか…日本沈没と言う2006年度版の映画を動画配信で見ていました。
この映画が上映された頃の日本人のほとんどは、厳しい自然災害に見舞われる自分達の生活を、リアルに想像するなど出来ていなかったと思われます。
もちろん私もそのうちの一人です。
北アルプスの山々を登山していた20代の頃、山頂付近で雷に遭遇した事があります。
山の斜面を雷光がスパークしながら走り抜けるのです。地面に体を伏せて死の恐怖と向き合う自分がいました。呼吸を最小限に留めて、酷い死に方をしてしまうかもという思い半分と、後は…降参する、つまり恐怖の先にある結果を受け入れようとする思い半分で、数分間じっと動かないでいました。
雷が過ぎ去った後は、山頂付近にいたため冷えたのと、恐怖で血が凍りついたようになって、身体中ガタガタ震えだした記憶があります。
何も起こらないと、そしてそれが長く続いていると、朝起きても、眠る時も、何も起こらない事が当たり前になって、自然災害の恐怖も輪郭がぼやけてきます。
でも、ここ10年の間に日本を始め、世界各国で起きている異常気象を伴った自然災害は、私達に戒めを与えていると感じてしかたありません。
冒頭の日本沈没の映画は、2006年制作のものです。自然がもたらすエネルギーの恐怖も、絵空事でしかなかった頃です。
今朝は気持ち落ち着かせようと、co-opで注文したハーブのアイスティーを飲んで、心身のギアを入れました。
20代の頃登った山々で感じた事がもう一つ…それは、自然は脅威でもあるけれど、それ以上にやはり美しいのです。神様の絵筆で描かれた調和のとれた世界なのです。人が生きる情報は、そこから発信されていることに、いつでも気付ける感性と感覚を失わないようにしていたいです。
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